特別展
版画に見る印象派-陽のあたる午後、天使の指がそっと-
このページに関する お問合せ先 田辺市立美術館 TEL 0739-24-3770
19世紀のヨーロッパ、とりわけフランスでは、版画が複製画や挿絵制作のための技術にとどまるものではなく、画家の個性を反映する芸術的な表現の可能な手段として認識が高まりました。さまざまに版画の伝統が刷新され、またリトグラフのような新しい版画の技術も開発されるなど、版画芸術はかつてない隆盛を迎えます。
同じ時期に、伝統的な主題や技法にとらわれず、自身の視覚体験を重視して選んだ風景や、大きく変化する都市の生活や様子を、未完成とも受け取られかねない素早い筆致と混色を避けた明るい色彩で描いて、新たな油彩画の表現を切り拓く「印象派」と呼ばれる画家たちも登場します。印象派の画家たちの多くもまた、その独創性を発露する手段として版画に注目し、新しい発想、技術で幾多の作品を制作して版画の表現を一層豊かなものにしました。
この19世紀半ばから20世紀初頭にかけて花開いた、印象派の画家たちの作品を主としたフランスの版画芸術を、国内外の個人コレクション約130点によって展覧し、今なお新鮮な感動をあたえてくれるその魅力をお伝えします。
開催期間
2011年10月15日(土)―11月20日(日)
開館時間
午前10時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週月曜日・11月4日(金)
観覧料
一般 600円(480円)
( )内は20名様以上の団体割引料金
※学生及び18歳未満の方は無料です。
主催
田辺市立美術館
企画協力
谷口事務所
記念講演会
「印象派の版画とイメージの自在な操作」
大森達次(美術史家・女子美術大学名誉教授)
11月12日(土)午後2時より 当館研修室
(観覧料のみ必要・手話通訳もつきます)
