田辺市HOME > 監査委員事務局 > 平成25年度公営企業会計(水道事業)決算審査の概要

平成25年度公営企業会計(水道事業)決算審査の概要

決算審査の概要

 本年度の総配水量は1,054万2,535㎥で、一日平均配水量は2万8,884㎥である。また、総有収水量は890万6,623㎥で、有収率は84.48%である。有収水量1㎥当りの供給単価は151円40銭で、給水原価は146円70銭となっており、差引き4円70銭の差益が生じている。また、給水原価は前年度の147円66銭に比べ96銭安くなっている。
 次に、本年度の経営収支状況をみると、水道事業収益の合計額は14億1,031万5,793円で、その主な部分をしめる営業収益では、635万3,283円(0.46%) 増の13億9,549万5,962円となっている。増加した主なものは、給水収益及びその他営業収益であり、減少した主なものは、受託給水工事収益及び営業外収益の受取利息及び配当金、国庫補助金である。
 一方、水道事業費用の合計額は13億2,378万9,271円で、その内、営業費用は4,565万1,226円(3.65%)増の12億9,495万6,925円となっている。増加した主なものは、原水及び浄水費、減価償却費及び資産減耗費であり、減少した主なものは、営業外費用の支払利息である。
当期の純利益は、前年度に比べ274万5,524円(3.28%)増の8,652万6,522円となっている。
経営分析表にも示すとおり、経営に係る各指数も全国平均に比べ比較的良好な数値を示しているが、先に示した有収率では、前年度より0.27ポイント改善しているが平均値(87.64%)より低くなっている。有収率は水道事業の経営内容を判断する重要な指標と思われるので、老朽化した配水管の布設替を推進するなどの漏水対策を講じ数値の向上に取組まれたい。
 本年3月に、南海トラフの巨大地震による津波ハザードマップが作成され、その中では、発生頻度は極めて低いが、仮に発生すれば被害は甚大であるとされている。
 そのような災害に備えるため、水道施設の耐震化・機能強化及び老朽施設の更新等も非常に重要な課題となっている。そうした中、本年度は市道湊栄町1号線外3線配水管布設替工事ほか配水管の更新等4,076mを施工され、他にも、田川中継所送水ポンプ及び吐出電動弁取替工事を実施されている。
 これらの施策の実施には多額の事業費が見込まれ、水道事業の経営は厳しい状況が続くものと思われるが、施設の維持・更新に向けて積極的に取組みを進め、少しでも早く耐震化(適合)率を高めるなど、水道事業の永続性の保持に努められたい。
水は生命の維持に欠かせないものであり、また、ライフラインとしても重要であるので、安全な水を安定的に供給することが水道事業の役割であると考えられる。
そのため、今後とも、一層の企業努力を講じられ効率的な資本の投入や、資金の確保と経費の節減を図るなど経済性を高め、安心とおいしさを実感できる水づくりと市民サ-ビスの向上に努められるよう強く望むものである。

 
このページに関するお問合せ先
田辺市 監査委員事務局 お問い合わせフォームこのリンクは別ウィンドウで開きます
〒646-8545 和歌山県田辺市新屋敷町1番地 TEL 0739-26-9944 FAX 0739-22-5310
最終更新日:2015924