特別展 熊野の元気-ヤタガラスがやってきた! ※終了しました
このページに関する お問合せ先 熊野古道なかへち美術館 TEL 0739-65-0390
熊野の神々の使いとして知られている伝説のカラス「ヤタガラス(八咫烏)」をキーワードに、当地を拠点に作品を発表している3人のアーティストを紹介します。
富山県に生まれた番留京子(1960~)は、創形美術学校版画科を卒業した後、第54回日本版画協会展での奨励賞受賞を皮切りに国内外で積極的な活動を展開してきました。1992年から千葉県より熊野に移住し、自然の中で得たインスピレーションをもとにした版画及び彫刻作品を発表するようになります。作品には熊野の神話や森、植物や生き物などが色濃く反映されていますが、それらはこれまで主に首都圏や海外で発表されてきました。
達哉ムチャチョの名で知られる澤達哉(1962~)は岐阜県に生まれ、名古屋芸術大学油彩専攻を卒業しました。1991年からメキシコのベラクルス州立大学で1年間木彫を学び、このことが帰国後の新しい作品の誕生に繋がっています。1994年に一家とともに移住した熊野ではユニークな作品が次々と生まれますが、全関西美術展賞の二席やとよた美術展準大賞の受賞は、熊野産ヒノキを使った独創性豊かな木彫作品が評価されたものです。
同じく岐阜県に生まれた澤裕美(1961~)は、名古屋芸術専門学校グラフィックデザイン科を卒業し、中部一陽会新人賞をはじめとする受賞を重ね、夫澤達哉とともにグループ展や個展で作品を発表してきました。メキシコでは同様に木彫を学びますが、平面作品が制作の中心にあり、作品のモチーフには植物や人物が多いのが特徴です。
再生の地熊野が発するパワーを意識しながら制作してきた、同世代の作家3人による版画・平面・彫刻等の表現は、豊かな色彩とパワフルな作品のコラボレーションであると同時に、三人三様の個性が浮き彫りになるものでもあります。本展では館内全体が展示スペースとなります。所々に顔を出す「ヤタガラス」に導かれながら、熊野ならではの個性を持った不思議な作品世界に触れていただきたいと願っています。
なお、会期中には二度に分けて二種類のワークショップを予定しています。
会期
平成23年7月2日(土)~9月4日(日)
作品
版画および木彫を中心とした作品 約50点と資料
観覧料
250円(200円)
学生及び18歳未満の方は無料
※()内は20名様以上の団体割引料金です。
開館時間
午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日(ただし7月18日(祝)は開館)・7月19日(火)
ワークショップ
とべ!ヤタガラス ※終了しました
【日時】7月23日(土) 午後1時30分より
【内容】ヤタガラスをモチーフにしてみんなで布にペンキで絵を描き、いくつかの長い旗をつくります。
※申込方法など、詳細はこちら!
これも版画!? ※受付終了しました
【日時】8月21日(日) 午後1時30分より
【内容】下敷きに鉄筆や釘を使って絵を描き、楽しい版画作品を作ります。
※申込方法など、詳細はこちら!
主 催 田辺市立美術館分館 熊野古道なかへち美術館
