平成29年度 企画展「塩からみた田辺」開催のお知らせ
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企画展「塩からみた田辺」
人は生きていく上で「塩」を欠かすことができません。最古の和歌集である『万葉集』に「藻塩焼きつつ」と詠まれた歌が残されています。これは塩づくりを指す言葉で、遠い昔から塩が作られていたことを今に伝えています。
田辺においても古墳時代から近現代に至るまで、様々な製塩方法を取り入れ、改良を重ねながら塩づくりを続けてきたことが分かっています。
今回の企画展では、人と関わりが深い「塩」に着目し、考古資料や文献資料をもとに田辺の人々の営みや歴史について紐解いていきます。
【会 期】 平成30年1月23日(火)~3月18日(日)
【場 所】 田辺歴史民俗資料館 企画展示室(たなべる2階)
【開館時間】 午前9時30分~午後5時
【休館日】 毎週月曜日(2月12日は開館)
1月25日、2月13日~2月23日
行事予定
展示解説:担当職員による展示解説を行います。
1月27日(土)、3月3日(土) いずれも午後1時30分から
主な展示資料
1.プロローグ-様々な塩-
2.田辺での塩づくり
製塩土器(古目良岩陰遺跡、立戸岩陰遺跡)【田辺市教育委員会】
『紀州室郡田辺組神子浜村御検地帳』【田辺市立図書館】
『万代記』【闘鶏神社】
3.なぜ塩をつくるのか
焼塩壺(田辺城下町遺跡)【和歌山県教育委員会】
4.エピローグ-田辺と梅干し-