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2022年度SDGs未来都市:わたしたちの、たなべ

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はじめに

紀伊半島の南西部にあり、近畿地方で一番広い面積を持つ和歌山県田辺市。世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」、通称・熊野古道の中心地に位置し、1000年以上続く霊場と参詣道は、土地の人々が木々を育て、土を耕し、生活の道としてきた場所でもあります。また、地域環境を生かし高品質な梅を持続的に生産してきた独自の梅システム「みなべ・田辺の梅システム」は世界農業遺産に認定されています。先人らの努力によって受け継がれてきた地域の資産をどう継承するか。ここに田辺市が目指すべき未来の姿の礎があります。

この度、田辺市は2022年度「SDGs未来都市」および「自治体SDGsモデル事業」の一つに選ばれました。田辺市の評価ポイントは、地域課題と経済を両立させる取り組みを、多くの市民たちが重要だと捉え実践していることにほかなりません。それは「たなべ未来創造塾」をはじめとした市内に向けたもの、さらには「関係人口」を巻き込んだ市外に向けたものなど、数多のプロジェクトが複層的かつ継続的に運営され、実績を残している点にあります。

延々と続く熊野の森のように、“人づくり”の連鎖が続くことこそ、SDGsを実現する道であり、地方創生の鍵です。田辺市で行われている「SDGs未来都市」の活動を、多くの市民や地域団体と共有し、さらなる活動が広がることを願います。

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