興禅寺号ものがたり(4)
馬の名前は、お寺の名前にちなんで、興禅寺号と名づけられ、長年にわたって、和尚さんに仕え、よく働きました。
和尚さんが外へ出かけるときには、この興禅寺号は、和尚さんを乗せるために、腹ばいになって乗りやすくしたり、またお寺の用事で手紙を届けたり、田辺まで主人を乗せずに買い物の使い走りまでもやってのけるほどでした。
馬の名前は、お寺の名前にちなんで、興禅寺号と名づけられ、長年にわたって、和尚さんに仕え、よく働きました。
和尚さんが外へ出かけるときには、この興禅寺号は、和尚さんを乗せるために、腹ばいになって乗りやすくしたり、またお寺の用事で手紙を届けたり、田辺まで主人を乗せずに買い物の使い走りまでもやってのけるほどでした。