合併協定調印式>来賓祝辞
来賓祝辞(尾崎要二 和歌山県議会議長)
 合併協定の調印、誠におめでとうございます。市町村長さん方がそれぞれペンを走らせて協定書に署名をされたその姿を見させていただき、大変重いものがあり、新しいまちにかける思いがひしひしと伝わってきました。
 平成13年度からスタートしたこの合併問題ですけれども、和歌山県下全体から見させていただいても、大変注目をさせていただいていました。ご承知のように、和歌山県は南北に長い県で、県庁の所在地が一番北にあるという状況の中で、県が大きく発展していくためには、南にどうしても中核をなしていただくまちが必要です。今日までも、田辺市を中心として広域圏でご活躍いただいてきたわけですけれども、新たに生まれ変わって来年の5月1日からその道を歩んでいこうという姿をお示しいただきました。県下で2番目の合併でございます。今、いろいろ協議を進めているところの大きな手本を示していただいたという思いです。
 自然が豊かで、また歴史に恵まれた当地域です。大きな可能性を、新しいまちで大きく花開かせていただきたいと、私ども県議会としても全面的に応援をさせていただきたいと考えており、紀南の雄として新しいまちが和歌山県活性化の先頭を切ってリードしていただく姿に思いをさせていただいています。
 合併の最終は、やはり、まちとまちが単なる一緒になるということではなく、そこに住まいをされる市民、町民、村民の皆様方の心が一つになるということが合併の基本です。
今日まで、ご苦労いただきました皆様方に心から感謝と敬意を表しながらお祝いの言葉にさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。

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