田辺市立美術館(本館)、熊野古道なかへち美術館(分館)の長期休館について
田辺市立美術館(本館)は、平成7年(1995年)の建設から30年が経過し、空調設備や電気設備等の老朽化が進んでいるため、設備の全面更新等の改修を行い、施設の長寿命化を図ります。このため、本館で保管している作品を熊野古道なかへち美術館(分館)展示室に移動して管理します。
改修工事等に伴い、令和7年6月9日から令和8年9月末(予定)まで、本館、分館ともに長期休館します。
ご不便をおかけいたしますが、 何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
熊野古道なかへち美術館は、現在国際的に活躍する建築家ユニット「妹島和世+西沢立衛/SANAA」が最初に手がけた美術館です。美術作品を新しい空間で見せ、アートを通じた交流の場を生み出す、という構想のもと設計され、1998年に旧中辺路町立美術館として開館しました。
2005年から市町村の合併により、田辺市立美術館の分館として新たなスタートをきっています。
当館では次の2つを軸に、小さくても魅力のある美術館をめざします。
日本画家の野長瀬晩花、南画家の渡瀬凌雲の二人を中心とした地元ゆかりの画家と、その周辺の作品や資料を収集、展示します。
熊野古道を大きくとらえ、この地にふさわしい企画や展示をしていきます。
熊野古道なかへち美術館