特殊機動部隊の運用を開始しました!
田辺市消防団では、大規模災害等における災害対応力の強化の取組みとして特殊機動部隊(重機を使用した救助活動や消火活動の支援を行う重機隊、ドローンを使用した災害情報等の収集活動を行う情報収集部隊(ドローン隊)の運用を開始します。
発足に至った経緯
近年、全国各地で地震や土砂風水害が発生しており災害が激甚化・多様化しています。その中で、ショベルカー等の重機を活用した救助活動やドローンを使用した情報収集活動が成果をあげています。本市においても平成23年の台風12号災害時には重機による土砂の撤去等の活動が行われました。
また、本市消防団では、若手・中堅団員で構成する「田辺市消防団活性化推進委員会」において、実災害を想定した体制や組織づくりの検討がなされ、過去の災害における教訓等を踏まえ、団員が仕事で修得した重機やドローン等の資格を生かした専門チームを作り、大規模災害等の初期における消防力の強化を図るべきであるとの意見が出されました。
このことから、所属する団員の中から希望者を募り、関係機関等との協議を重ね、一年半の準備期間を経て、重機隊及び情報収集部隊(ドローン隊)で構成する「特殊機動部隊」を発足することとしました。
訓練風景写真
消防団員の募集
本市消防団では、激甚化・多様化する災害から地域の方々の大切な命を守るため、災害対応力の強化を進めています。今回の特殊機動部隊の取組みもその一例です。
このために、若い世代の方々をはじめ、一人でも多くの方々が、消防団員として活躍していただけるよう随時募集しております。
皆様が持っている資格や特技などを、災害現場で活かしていただけませんか。
加入していただくことで、仲間とのつながりができたり、防災に関する知識やスキルも身につきます。
ご関心のある方は、下記の連絡先までお気軽にお問合せください。