「くじら物語」(12)

くじら物語
そのことは、的中しました。あくる朝、調査船を出して見ると、何とあの弱って海岸線まで迷い込んでいたくじらが、内の浦の入り江から出て、田辺湾沖を悠々と泳ぎだしていたのです。その泳ぎっぷりは、元気そのものです。

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