固定資産税路線価について
1.固定資産税路線価とは
固定資産税路線価とは、市街地などにおいて道路に付けられた価格のことであり、具体的には、道路に接する標準的な宅地の1平方メートル当たりの土地の価格(単位は円)をいいます。
宅地の評価額は、この固定資産税路線価を基にしてそれぞれの宅地の状況(奥行、間口、形状など)に応じて求められます。固定資産税路線価は、概ね地価公示価格の7割を目安にされています。
2.固定資産税路線価と相続税路線価
路線価と呼ばれるものには、相続税や贈与税の算出の基礎となる「相続税路線価」もあります。「固定資産税路線価」は、各市町村が算定していますが、「相続税路線価」は、各国税局(税務署)が算定しています。
3.路線価等の公開
納税者の方々に土地の評価に対する理解と認識を深めていただくために、評価額の基礎となる路線価がすべて公開されています。
※路線価が付設されていない地域については、路線価に代えて標準的な宅地の1平方メートル当たりの価格が公開されています。
ご覧になりたい方は、全国地価マップをご覧ください。