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【劇場型詐欺にご注意】「老人ホームの入居権を譲ってほしい」という電話は詐欺です

「老人ホームの入居権を譲ってほしい」という不審な電話がかかってきたという相談が寄せられています。一例としては、次のような内容です。

 「新しく市内に老人ホームができる。近くに住むあなたには入居権があるが、入居を希望しますか。」といった電話がかかってきた。「老人ホームに入るつもりはない。」と断ると、「ほかに入居したい人のために権利を譲ってあげてほしい。」と頼まれたので承諾した。
 後日、弁護士や警察官を名乗る人物から電話があり、「名義貸しは犯罪なので、違反金を支払わないと逮捕される。」と言われた。
 さらに、入居権を譲ってもらったという人物から、「迷惑をかけて申し訳ない。自分もいくらか負担するので、お金を支払ってほしい。」という電話がかかってきた。

複数の人物が役割分担をして演技をし、それを信じ込ませる、「劇場型詐欺」という手口です。内容は、老人ホーム入居権以外にも、未公開株や社債を購入させる投資詐欺や、家族が犯罪を犯して示談金が必要だと求めるものなど、様々なものが知られています。

参考

高齢者を狙った劇場型勧誘再び!?「老人ホーム入居権」を譲ってほしいという詐欺電話に注意!(国民生活センター発表情報)このリンクは別ウィンドウで開きます

老人ホームなどの入居権を譲ってという電話は詐欺です(見守り新鮮情報 第428号 国民生活センター)このリンクは別ウィンドウで開きます

 

アドバイス

怪しい電話はすぐに切る
  • このような電話は詐欺です。相手にせず、すぐに電話を切ってください。
  • 話を聞いてしまうと様々な口実で何度も金銭を要求されます。一度支払ってしまうと取り戻すことは困難です。
  • 留守番電話をセットしておくこと、非通知の電話はつながらないように設定すること、知らない電話番号からの電話に出ないようにすることなども効果的です。

事実を確認する
  • 相手の所属や氏名を聞き、別に調べた本物の行政機関(市役所等)や警察署、弁護士事務所などに連絡して事実を確かめましょう。
相談する
  • 少しでも疑問や不安を感じた場合は、たとえ急かされたとしてもすぐに返事をしたり金銭を支払ったりせず、家族などの周囲の人や消費生活相談窓口、警察などに相談しましょう。
  • 相手の言うことを信じ込まされると、自分で被害に気付くのが困難な場合があります。家族などの様子がおかしいときは、声をかけて話を聞き、必要に応じて消費生活相談窓口、警察などに相談しましょう。

相談先

  • 消費者ホットライン(お住まいの自治体の消費生活相談窓口につながります。)
    電話番号 188
  • 田辺市消費生活相談窓口(本庁舎3階 自治振興課内)
    電話番号 0739-34-2460
    月・火・木・金 13時~16時
  • 和歌山県消費生活センター紀南支所(和歌山県西牟婁総合庁舎1階)
    電話番号 0739-24-0999
    平日 9時~17時
  • 和歌山県警察特殊詐欺被害防止フリーダイヤル
    電話番号 0120-508-878
このページに関するお問合せ先
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最終更新日:20221216