世界遺産登録10周年記念日事業を実施しました
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世界遺産登録10周年記念日事業を実施
-日本人の心のふるさと”熊野”を後世へ-
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録10周年を迎え、この貴重な資産を後世へと引き継いでいくため、「日本人の心のふるさと“熊野”を後世へ」と題し、記念日事業を実施しました。
1 世界遺産登録10周年記念式典
◆世界遺産熊野本宮館名誉館長委嘱式及び記念講演
“熊野”の魅力を広く国内外に発信していくため、世界遺産熊野本宮館名誉館長として作家の荒俣宏先生にご就任頂きました。
また、式典後には「熊野・サンティアゴ 巡礼路くらべ」と題し、記念講演を頂きました。
◆サンティアゴ・デ・コンポステーラ市との観光交流協定覚書調印式
世界で二例しかない「巡礼道」の世界遺産を有する田辺市とサンティアゴ・デ・コンポステーラ市(スペイン・ガリシア州)は両市が連携して観光交流事業に取り組むため、平成26年5月にサンティアゴ・デ・コンポステーラ市において観光交流協定を締結、記念式典において覚書の調印式を行いました。
2 熊野古道環境保全ウォーク
世界遺産を後世へと引き継いでいくため、環境保全ウォークを行いました。
当日は、応募頂いた田辺市民など100名を超える大勢の皆さんにご参加頂きました。
伏拝地区では、道普請(土のう袋に土を入れ、道の傷んだ箇所まで運んで補充する)を行い、地元の本宮中学校からも10人が参加。世界遺産熊野本宮館名誉館長の荒俣宏先生やサンティアゴ・デ・コンポステーラ市のレジェス副市長をはじめ、多くの皆さんが汗を流されました。ご参加頂いた皆さん、本当にお疲れ様でした。
また、古道ウォークでは三里小学校の9人が伝場継所や伏拝王子など4カ所でご案内。立派な「語り部ジュニア」としてご活躍頂きました。
その後、ご参加頂いた皆さんは、ゴールの本宮大社まで熊野古道ウォークを楽しみました。