紀南文化会館大規模改修事業
紀南文化会館は、昭和59(1984)年の開館以来約40年が経過し、各種設備は経年による劣化や老朽化が進んでいることから、今後、本市及び周辺地域の文化振興の拠点施設としての役割を果たしていくために、大規模な改修工事を行います。
紀南文化会館大規模改修基本構想
大規模改修を通じて、施設の機能性と安全性を確保し、利便性・快適性の向上を図るとともに、施設の長寿命化を実現し、これからの時代に対応した施設として継続的かつ安定的に、本市及び周辺地域の文化振興の拠点施設としての役割を果たしていくため、建築性能・劣化診断や市民ニーズ等の調査・分析のもと、令和6年3月に「紀南文化会館大規模改修基本構想」を策定しました。
紀南文化会館大規模改修基本構想 (PDFファイル: 894.4KB)
改修に関する基本的な考え方
改修の目的
紀南文化会館は建築後40年を経過しているため、建物寿命を60年と設定し、劇場・音楽堂としての機能性、安全性、利便性・快適性を確保するとともに、長寿命化を図ります。
基本的な視点
(1)劣化改修
本施設は、根本的な機能性を確保するための工事が未実施であることから、施設の安全性を高め、開館当時の機能性を確保することを目指します。
(2)劇場・音楽堂の機能性
劇場・音楽堂として備えるべき機能等を整備します。
(3)経済性
安全性や利便性を図りながら、省エネルギー型機器等を採用し、ライフサイクルコストの適正化を図ります。
(4)安全性
東日本大震災【平成23(2011)年3月】を踏まえ制定された天井の耐震基準に対応した改修等により、利用者等の安全・安心の向上を図ります。
(5)利便性
全ての人が使いやすい施設とするため、バリアフリーやユニバーサルデザインに関する法令に対応するともに、施設利用者等へのニーズ調査の結果を踏まえ、利便性の向上を図ります。
(6)脱炭素化
省エネルギー、地球温暖化対策の観点から、公共施設の脱炭素化を図るため、設備機器や照明機器等は、高効率な省エネルギー型機器等を可能な範囲で採用します。
改修項目の抽出方法
改修項目の抽出にあたり、施設の劣化度調査及び施設利用者等のニーズ調査を実施しました。
劣化度調査
- 建設当時の竣工図及び改修履歴の活用
- 現地調査による劣化度等の把握
- 施設管理者からの情報提供
ニーズ調査
市主催事業等参加者へのアンケート
一般施設利用者及び文化団体へのアンケート
ユニバーサルデザイン意見交換会 (PDFファイル: 253.0KB)
身体障害者団体代表者等と市担当者で施設見学及び意見交換
事業期間(スケジュール)
| 区分 | 期間 |
|---|---|
| 基本構想策定 | 令和5年4月~令和6年3月 |
| 設計業務 | 令和6年6月~令和7年9月 |
| 工事期間 | 令和8年1月~令和9年3月(予定) |
| 休館期間 | 令和8年4月~令和9年6月(予定) |
工事期間・休館期間については、延長となる場合があります。
予定している主な改修
機能性の確保
- 舞台特殊設備の見直し
- 蛍光灯のLED化
- 電気設備の更新
- 機械設備機器の更新 など
安全性の確保
- 既存エレベーターの更新
- 大ホール、小ホール、玄関ホール、ホワイエ、ロビー、プラザの天井耐震化
- 外壁の改修
- 屋上防水の改修 など
快適性・利便性の向上
- 大ホール客席の更新
- 大ホール車椅子観覧席の整備
- 多目的トイレの整備
- 1階広場から2階プラザへのバリアフリー化(外部エレベーター設置等) など
