寒い日のお風呂に注意しましょう!
「ヒートショック」って ご存じ?
入浴中に意識をなくしたり、トイレで胸が苦しくなったり、寒い日に暖かい部屋から急に冷たいトイレに入ったり、寒い脱衣場から急に暖かい湯船に入ったりすると、血圧が急激に変化します。その結果、心臓に負担がかかり、気を失ったり、胸が苦しくなったりします。これを「ヒートショック」といいます。
湯船の中で気を失っているのを発見された方の多くが「ヒートショック」であると考えられています。
入浴中に亡くなる人は年間1万7000人と推計されていますが、その多くがヒートショックによるものとみられています。
ヒートショックと血圧の関係

暖かい環境下では血圧は安定していますが、冬場の寒い環境における脱衣場では血管が収縮するため血圧が上昇します。続けて冷えた浴室に入ることでさらに血圧が上昇します。熱い湯につかれば一時的に血管が縮まりますが、体が温まり血管が広がることで、血圧が急激に下がり浴槽内で意識を失うことがあります。

こんな事例がありました
湯船に沈んでいるのを家族が発見 (83歳 女性 死亡)
湯船に入ったままの状態を翌日ヘルパーが発見 (74歳 男性 死亡)
洗い場で意識をなくし倒れた (70歳 女性 心筋梗塞 重症)
脱衣場で意識をなくし倒れた (76歳 女性 くも膜下出血 出血)
トイレに座ったままの状態を友人が発見する (89歳 女性 死亡)



予防するには
入浴前に脱衣場・浴室を温めておく
風呂の温度は41度以下にする
入浴前に足元から心臓に向かって、順に「かけ湯」をする
特に高血圧の方や高齢者の方は注意
食事の直後や飲酒後は入浴しない
入浴は家族に一声かけてから。家族の方は時々声をかけて様子をみる

