

主に鉛筆を用いて、襞(ひだ)が特徴的な山や波、雲といった原初的な風景を想起させる絵画を制作している、妻木良三(1974― )の近年の作品を紹介する展覧会を開催します。
妻木は和歌山県湯浅町に生まれ、武蔵野美術大学造形学部油絵学科在学中の1998(平成10)年から、鉛筆を用いた絵画制作をはじめ、2001(平成13)年に同大学大学院造形研究科美術専攻油絵コースを修了しました。その後、東京で作家として活動した後、2008(平成20)年に帰郷し、自坊の本勝寺で僧職を務めながら創作を重ねています。
本展覧会では絵画作品を展示するだけでなく、妻木の絵画の着想のもととなっている布の造形を、インスタレーション作品として初めて公開します。熊野古道なかへち美術館の展示室に合わせて構成される空間は、妻木の作品の要となっている、襞の増殖によって侵食してゆく風景のイメージが現れる場となることでしょう。山々に囲まれた熊野古道なかへち美術館の中に生まれる、妻木の山のような、あるいは波のような襞の空間を、体感していただけましたら幸いです。
開催期間
2023年4月15日(土曜日)~6月18日(日曜日)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週月曜日
観覧料
400円(団体:320円)
(団体:)内は20名様以上の団体割引料金
学生及び18歳未満の方は無料です。
主催
田辺市立美術館
アーティストトーク
講師:妻木良三
6月 3日(土曜日)
いずれも午後2時から(予約不要、観覧料のみ必要)
注意
- 館内の混雑を緩和するため、入場制限を行う場合があります。
- 新型コロナウイルス感染症の拡大などにより、予定が変更となる場合があります。
- 最新情報は当ホームページでご確認ください。
