1.サンティアゴ・デ・コンポステーラ市との観光交流協定の締結
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~世界で二例しかない「巡礼道」の世界遺産を有する両市の観光交流協定~
サンティアゴ・デ・コンポステーラ市との観光交流協定
世界で二例しかない「巡礼道」の世界遺産を有する和歌山県田辺市とスペイン国ガリシア州サンティアゴ・デ・コンポステーラ市は、日西交流400周年記念及び「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録10周年を契機に、両市が連携して観光交流事業に取り組むため、観光交流協定を締結することとなりました。
世界で二例しかない「巡礼道」の世界遺産
「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(サンティアゴ巡礼道)は1993年に世界文化遺産に登録され、「紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)」は、2004年7月7日に世界文化遺産に登録されました。数百kmにも及ぶ「巡礼道」が世界遺産に登録されているのは世界でこの二例だけです。
経過
- 平成10年
和歌山県とガリシア州とが姉妹道提携を締結 - 平成20年
民間団体である「田辺市熊野ツーリズムビューロー」と「サンティアゴ・デ・コンポステーラ市観光局」が、「共同プロモーションに係る協定」を締結 - 平成25年4月
サンティアゴ・デ・コンポステーラ市長から田辺市長に観光交流協定締結に向けた親書が届けられる - 平成25年9月
サンティアゴ・デ・コンポステーラ市観光局からの交流職員の派遣(田辺市熊野ツーリズムビューローが受入)
サンティアゴ・デ・コンポステーラ市長が田辺市を訪問し、観光交流協定についての基本合意
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼道
ガリシア州サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼道で、主にフランス各地からピレネー山脈を経由し、スペイン北部を通る道を指し、1000年以上の歴史を持つ聖地への道は、今も年間約10万人が訪れます。
サンティアゴ・デ・コンポステーラには、聖ヤコブの遺骸が祭られているため、古くからローマ、エルサレムと並んでキリスト教の聖地として巡礼者が絶えません。
徒歩によるスペイン横断は、イベリア半島内でもおよそ800kmの道程であり、長い巡礼を続けることは、人々にとって信仰と向き合う貴重な時間となっています。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ市との観光交流協定の締結 5月13日(火)
サンティアゴ・デ・コンポステーラ市において、両市長出席のもと、観光交流協定を締結します。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ市歓迎レセプション 7月5日(土)18時30分~
世界遺産登録10周年を記念し、サンティアゴ・デ・コンポステーラ市長が和歌山県田辺市を訪れます。
歓迎レセプションを開催し、交流を深めるとともに、貴重な『巡礼道』の世界遺産を有する市として、保全と活用に向けてともに考える機会とします。
会場:和歌山県田辺市内
世界遺産登録10周年記念式典での観光交流協定覚書調印式 7月6日(日)13時00分~
両市長による観光交流協定に係る覚書調印式を執り行います。
会場:世界遺産熊野本宮館
首都圏における観光交流事業(ツーリズムEXPOジャパン共同出展) 9月25日(木)~28日(日)
東京で開催されるツーリズムEXPOジャパンに共同出展し、両市の観光プロモーションを行います。