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世界遺産登録10周年記念事業について

このページに関する お問合せ先 田辺市 たなべ営業室 TEL 0739-33-7714

~世界で二例しかない貴重な“巡礼の道”
 世界遺産登録10周年を迎えて~

世界遺産地図

 田辺市では、平成26年の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録10周年を契機として、世界遺産価値を再確認し、あわせてその価値を広く知って頂くための取り組みを強化します。
 また、和歌山デスティネーションキャンペーン(わかやまDC)と連動した様々なイベントを実施し、田辺市への誘客を促進します。
 なお、その他地域イベント、観光素材集等の情報については、「地域イベント・観光素材一覧表」 [PDFファイル] (442KB) でご確認ください。

実施期間:平成26年4月1日(火)~平成27年3月31日(火)
※わかやまDC期間 平成26年9月14日(日)~12月13日(土)

和歌山県田辺市

 紀伊半島の南西側、和歌山県の南部に位置する田辺市は、平成17年5月1日、5市町村が合併し、人口約80,000人、面積1,026㎢と県全体の約22%を占める近畿で最も広い市域を有します。田辺市は、古くから紀南地方の政治、経済、文化の中心地として栄え、今日では道路交通網の拠点として、また、医療や福祉の分野においても重要な都市的基盤を多数有するなど、県下第二の都市として、さらには紀南の中核都市としての役割を担っています。
 さらに、市域には、美しい海・山・川の大自然を始め、世界遺産に登録された「熊野古道」や「熊野本宮大社」に代表される古い歴史や文化、日本三美人の湯として知られる「龍神温泉」や日本最古の湯といわれる「湯の峰温泉」などの温泉郷、温暖な気候と風土の賜物である梅・みかん、多種にわたる海産物、紀州備長炭など、人々の心と身体を癒す豊かな自然環境や、多彩で魅力的な地域資源を数多く有しております。

世界遺産登録10周年

 「紀伊山地の霊場と参詣道」が平成16年7月、ユネスコ世界文化遺産に登録され、今年で10周年を迎えます。「紀伊山地の霊場と参詣道」は、紀伊山地の自然がなければ成立しなかった「山岳霊場」と「参詣道」、及びそれを取り巻く山、川、滝、温泉、田園、町並みなど、人間の営みとそれを取り巻く自然が長い時間をかけて形成してきた「文化的景観」が大きく評価されたものです。
 また、世界文化遺産の多くは遺跡や建物である中、数百kmに及ぶ「巡礼道」そのものが世界遺産に登録されることは珍しく、キリスト教の聖地へと続く「サンティアゴへの巡礼道」とともに世界に二例しかない、貴重な「遺産」なのです。

熊野古道

 平安時代から江戸時代にかけ、熊野三山の信仰が高まり、上皇や庶民に至るまで、旅人の切れ目がなく行列ができた様子から「蟻の熊野詣」と例えられるほど多くの人々が熊野に参詣しました。熊野へ向かうルートは複数あり、その中でも多くの旅人が歩いたのは、京都から大阪・和歌山を経て田辺に至り、そして田辺から山中に分け入り熊野本宮に向かう「中辺路」、そのほか、田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう「大辺路」、高野山から熊野へ向かう「小辺路」、伊勢と熊野を結ぶ「伊勢路」、吉野・大峯と熊野本宮をつなぐ山岳修験道「大峯奥駈道」などがあります。田辺は中辺路と大辺路の分岐点にあたり、中辺路ルートの大部分が田辺市を通っています。
 熊野三山を目指した信仰の道「中辺路」「大辺路」「小辺路」「伊勢路」と川の参詣道「熊野川」を『熊野参詣道』、吉野・大峯と熊野を結ぶ修行の道は『大峯奥駈道』として世界遺産に登録されています。

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最終更新日: 2015112

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