2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。翌年4月には、2030年度の温室効果ガスの削減目標を2013年度比46%削減することとし、さらに50%削減の高みに向けて、挑戦を続けていく旨が公表されました。
カーボンニュートラルの実現に向けては、誰もが無関係ではなく、市民・事業者・行政がそれぞれの役割に応じて、取り組む必要があります。
こうしたことから、田辺市においても、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて取組を推進します。
カーボンニュートラルとは
温室効果ガスの大部分は二酸化炭素(CO2)が含まれており、その多くが石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料を燃やして、エネルギーを生み出す過程で発生しています。その温室効果ガスの量をできる限り削減し、削減しきれない排出量を森林による吸収や再生可能エネルギーの活用などで相殺することで、実質的な排出量をゼロにすることをカーボン(炭素)ニュートラル(中立)といいます。
カーボンニュートラルに向けて私たちにできること
衣食住を見直す
電化製品の使い方
- 冷暖房の温度設定について、夏場は28℃、冬場は20℃くらいの室温となるようにしましょう。ただし、熱中症対策など状況に応じて適切に調整することも大切です。
- 冷蔵庫は開けると庫内の冷気が逃げてしまい、再度冷やそうとします。開閉の回数をできるだけ少なくしましょう。また、設定温度はできるだけ夏は「中」、冬は「弱」にしましょう。
節電をして電気代を節約しよう!手軽にできる節電方法とは?(政府広報オンライン)
電力の見直し
- 自宅の新築・リフォームの際には太陽光発電設備や蓄電池の導入もご検討ください。太陽光発電設備や蓄電池の設置には、補助制度や共同購入により市場価格よりもがお得に購入できる事業もあります。
- 個人向け補助制度
田辺市個人向け太陽光発電設備・蓄電池導入支援事業補助金 - 事業者向け補助制度
和歌山県事業者向け太陽光発電設備・蓄電池等導入支援事業補助金 - 共同購入事業
和歌山県住宅用太陽光発電設備等共同購入事業
- 契約している電力会社の見直しや電力会社のホームページで太陽光発電などの再生可能エネルギーの構成比を確認・検討してみましょう。
建築物の省エネルギー化
- 住宅の外壁や床、窓など断熱性を高める改修をすることで、夏場は暖かく、冬場は暖かい環境づくりができ、冷暖房の効率も向上します。住宅のリフォーム(窓・給湯器)や業務用建築物の省エネ改修に関しては、国の補助制度があります。
- 住宅向け補助制度
住宅省エネキャンペーン(経済産業省・国土交通省・環境省) - 業務用建築物向け補助制度
脱炭素ビルリノベ事業(環境省)
ZEH(ゼッチ)とは
- ZEH(Net Zero Energy House)は、断熱性能の向上や省エネ設備の導入によりエネルギー消費量を削減し、さらに太陽光発電などでエネルギーを創ることで、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指す住宅です。
ZEHに関する情報公開についてー省エネ住宅ー(資源エネルギー庁)
住宅等のZEH化に関しては、国の補助制度があります。
ZEB(ゼブ)とは
- ZEB(Net Zero Energy Building)は、オフィスビルや工場、店舗などの非住宅建築物において、断熱性能の向上や省エネ設備の導入によりエネルギー消費量を削減し、さらに太陽光発電などでエネルギーを創ることで、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指す建物です。
ZEB PORTAL(環境省)
非住宅建築物のZEB化に関しては、国の補助制度があります。
エコ家電への買い替え
- 冷蔵庫・エアコンなどを買い替える際はエコ家電への買い替えを検討しましょう。古い家電は買い替えることで省エネが進む場合があります。
省エネ型製品情報サイト(資源エネルギー庁)
LED照明の活用
- LEDは蛍光灯の約3倍、白熱電球の約40倍の耐用年数があると言われています。また、消費電力も少なく、2027年末までに一般照明用の蛍光灯の製造・輸出入が終了すると言われていますので、計画的に取り換えましょう。
蛍光灯からLED照明への切り替えはお済みですか?(経済産業省)
服装の見直し
- 職場等でよく聞くクールビス・ウォームビス。職場よりも家庭の方が取り組みやすく、夏なら団扇や扇子、冬ならマフラーやひざ掛けなどファッション小物をうまく使うことで、さらに寒暖を和らげることができます。
食事の見直し
- 店頭に並ぶ食品には生産・運搬・調理等多大なエネルギーがかかります。食べ残しはゴミとなり、エネルギーの無駄遣いとなります。食品を買うとき、外食等で注文するときは、必要なものだけ、食べられる分だけにしましょう。
- フードマイレージとは食材を輸送するときに環境にかかる負荷のことをいい、食材の量×輸送距離で示され、数字が大きい方ほど環境負荷も大きくなります。地元の食材を積極的に選ぶことでフードマイレージによる環境負荷を減らしましょう。また、温室栽培など旬以外の栽培には膨大なエネルギーを要すので、旬の食材を積極的に選び、季節の味覚を楽しみましょう。
移動を見直す
手段の見直し
- 近場への移動をする際は、徒歩や自転車などを利用しましょう。また、少し遠距離であっても公共交通機関と徒歩や自転車を利用することでCO2の削減と健康づくりにつながります。
- 車で移動する際には、エコドライブを心がけましょう。
- 車の購入を考える際にはエコカーへの買い替えを検討しましょう。エコカー導入に関しては、国の補助制度や県の融資制度があります。
その他の取組
- プラスチックごみ削減のために、有料レジ袋を購入せず、マイバッグを活用し、自分用の買い物は簡易な包装のものを選びましょう。
- 不要なものは、すぐに捨てずフリマアプリ等を活用してみましょう。
- インターネットでの買い物をした際など、宅配便の荷物受け取りには時間設定や宅配ボックス、置き配を利用するなど再配達の必要がないよう工夫しましょう。再配達のトラックから排出されるCO2の削減につながります。
宅配便の再配達削減に向けて(国土交通省)
この記事に関するお問い合わせ先
環境課
〒646-8545 和歌山県田辺市東山一丁目5番1号 本庁舎3階
電話番号:0739-26-9927
ファックス:0739-26-7255
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