1.基本的な考え方

 田辺市は、世界遺産「熊野古道」を中心とした観光資源や紀州梅などの特産品、芸術・文化、自然、地域など本市ならではの地域資源を活用しながら、観光や経済、農林水産、文化などの各分野において対外的なプロモーション活動を積極的に推進してきました。
 しかしながら、地方都市を取り巻く環境が激しさを増し、地域間競争の激化が予測される中で、このままでは田辺市においても厳しい情勢となることが懸念されます。
 こうした状況の中、平成26年度には世界遺産登録10周年、平成27年度には紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会、合併10周年などの大型周年事業を迎えることから、これらを持続的かつ発展的な地域の活性化に向けた絶好の機会ととらえ、全国から“選択”される田辺市を目指し、田辺市の価値そのものを高めていく(地域ブランド化)プロジェクトに着手することにいたしました。

田辺市の地域ブランド化の解説図

2.取組方針

目標

全国から“選択”される田辺市へ

方針

次なる10年に向けて、田辺そのものをブランド化

  • 田辺ならではの物語性・独自性を構築し、注目を集める仕組みづくり
  • 強力に市内外に発信する仕組みづくり

<取組1>戦略ビジョン・戦略プランの策定

  • 将来を見据えた田辺市のコンセプト・イメージを確立する。
  • コンセプト・イメージの視覚化(デザイン化)を行う。
  • 推進するための戦略プランを策定する。

<取組2>戦略的なプロモーション

  • 統一ロゴの作成。
  • 魅力ある地域力の強化(話題性・ひと工夫の付加)。
  • 「まずは、知っていただく」ことを目標に、戦略的なプロモーションを実施。

3.取組概要

<取組1>戦略ビジョン・戦略プランの策定

目的

将来を見据えた田辺市のコンセプト・イメージの確立

方策

まちづくりと戦略ビジョン・戦略プランの相関図
調査・分析
  • 地域資源調査
  • 市内外ニーズ調査(魅力度、認知度、ほか)
戦略ビジョン
  • 調査・分析をもとに市民参加で市のコンセプト・イメージを確立
  • 専門家からの助言・指導
  • イメージを可視化(デザイン化)
戦略プラン

戦略ビジョンに基づいた基本計画を策定

戦略ビジョン・戦略プラン策定の年次計画

戦略ビジョン・戦略プラン策定の年次計画表

<取組2>戦略的なプロモーション

目的

田辺市の魅力を「まずは、知っていただく」

概要

田辺市プロモーションの概要図

注目を集める仕組みづくり

地域資源の変化を円柱で表した図
今まで

「観光」や「特産品」など、それぞれの地域資源ごとに色目を合わせたり、円柱を大きくする取組。

これから
  • 上記の取組を基本としながら、下地の部分に焦点をあて(取組テーマ)、それぞれの地域資源をつなげる。
  • 今までの行政では発想できないPR手法を研究していく。
    そして、過程そのものを見せていく。

取組のテーマづくり

田辺のずっとそこにあった魅力を、改めて発見し、丁寧に伝える。
そして、ずっとそこにあったはずなのに、気づかれなかった魅力も、ひとつひとつ発見して、丁寧に伝える。

田辺市の魅力は、発見すればするほど増えていく。
ここに暮らすひとたちも、日本中から訪れるひとたちも、田辺市の魅力を感じるたび、ポジティブな気分がプラスされる。
ますます田辺市が元気になる。

  • 市内…取組テーマから何かを考える。そして価値を高めるアクションを起こす。
  • 市外…取組テーマを通じて、魅力を知ってもらう。

<アクションプラン1>統一ロゴの作成

「(参考)和歌山デスティネーションキャンペーン」「おもてなし宣言」という文字と動物のイラストのロゴ
  • 大型周年事業間、地域間の統一感を演出するため、取組テーマのデザイン化を行う。
  • 市が発行するチラシ、ポスター等に順次記載していく。(民間での広がりも期待)

<アクションプラン2>魅力ある地域力の強化

  • 魅力あるソフト事業の展開
    担当課において取組テーマに合致した事業を市民と連携しながら検討する。全国に発信していくという視点を持ち、物語性や話題性など、ひと工夫加える努力を行う。
  • 市民での新たな取組の促進
    市民が取組テーマに基づいて自ら考え、実行していくための支援体制を構築していく。
  • 田辺ファン増加に向けた取組
    田辺出身者やゆかりのある方とのつながりを強化していくことにより、口コミでの「田辺市認知度向上」を促進する。

<アクションプラン3>戦略的なプレスリリース

従来の報道依頼だけではなく、首都圏のメディア(新聞社、雑誌社、テレビ局等)に対して、積極的にプレスリリースをしていく。

広報スケジュールの作成

担当課が立案した事業をもとに、これらを一体的につなげるとともに、首都圏での効果的なプレスイベント実施を想定して、戦略的に年間の広報スケジュールを立てる。

プレスリリース

広報スケジュールに基づき計画されたプレスイベントや関係事業が効果的にメディアに情報が伝わるよう、プレスリリースを行う。
これら一連のノウハウを取得するまでは、専門のPR会社に委託し、また、広告費換算、競合調査、分析調査についても、あわせて委託する。ただし、担当課においてつながりのあるメディアについては担当課より情報提供を行う。

メディアリストの作成

今後、メディアとのつながりにより収集した名刺等を蓄積し、田辺市独自のメディアリストを作成していく。
各担当課においても同様の考えに基づき、担当課独自のメディアリストを作成していく。

平成26年度 広報スケジュール(案)

キーワードは、「世界遺産」

広報スケジュールが記載されたカレンダー

4.期待される効果

期待される効果の解説図

市外における効果

「まずは、知っていただく」、「そして行ってみたい、また来たい、住んでみたい」と思っていただく。

→ 交流人口の増大、定住人口の増加

市民における効果

市民が“田辺”に愛着や誇りを持ち、地域活性化に向けた機運が高まる。

→ 市民の満足度向上

地域経済における効果

地域産品の販売促進や観光など地域経済に波及効果が期待できる。

→ 地域経済の活性化

この記事に関するお問い合わせ先

たなべ営業室
〒646-8545 和歌山県田辺市東山一丁目5番1号 本庁舎5階
電話番号:0739-33-7714
ファックス:0739-22-5310
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