和歌山県消防長会警防部会主催の消防訓練を実施しました!
和歌山県消防長会とは、和歌山県内の17消防本部の消防長からなる組織です。
警防部会主催の消防訓練の目的
火災現場に最先着する小隊長の初動対応能力を向上させるとともに、和歌山県下各消防本部が同じ想定で訓練を3か年かけて実施し、お互いの消防活動を見学することで各消防本部の警防活動技術のレベルアップにつなげることを目的としています。
本年は田辺市消防本部を含む6消防本部が消防訓練を実施しました。
田辺市消防本部からは、上富田分署が消防訓練に参加しました。
訓練実施場所及び訓練時間
実施場所:田辺市消防本部 街区訓練施設
訓練日時:令和5年12月10日(日) 9時30分~15時10分
訓練内容
木造2階建て住宅の1階から出火し、同建物の2階に要救助者(住人)が1人逃げ遅れているとの想定で実施しました。
火災の規模は初期から中期の段階であり、1階玄関及び階段室は濃煙熱気が充満している状態と想定し、消火活動及び三連はしご等の救出器具を使用して、要救助者の救出を行うものです。
訓練実施人員は、1小隊4人又は5人としています。(内訳は、小隊長、機関員及び隊員2~3人)
訓練風景
訓練開始報告の様子 消防隊が現場に到着した時の状況
三連はしご及び救助ロープを使用して 屋内進入前の面体着装と余裕ホースの整理
要救助者を救出している様子
田辺市消防本部 岩峪消防次長による訓練講評の様子