消防の仕事

　消防はどのような仕事をしているのでしょうか、ご存知ですか？

　消防の仕事は、「消防本部の仕事」と「消防署の仕事」に大きく分けることができます。それぞれの仕事について紹介します。

消防本部　(6612KB)

　消防本部に勤務する消防職員の勤務時間は、一般のサラリーマンと同じで、月曜日から金曜日までの８時30分から17時15分までです。土曜日、日曜日、祝日は休みです。
　消防本部には、消防総務課、予防課、警防課があり、それぞれの仕事の内容は次のとおりです。

　消防総務課

　消防職員の人事や福利厚生、消防に関する予算編成、消防車両・消防資機材等の購入事務、消防団事務などの事務を行っています。

　予防課

　消防用設備等の設置指導や危険物等の規制を行うとともに、ホテルなどの防火対象物や危険物施設等への査察を行っています。また、市民への防火指導を行い、住宅防火対策の啓発に努めています。

　警防課

　消防署に配置されている消防隊、救急隊、救助隊の訓練計画、災害時の出場計画、救急救命士や救急隊員への教育訓錬などを行っています。

田辺西牟婁地区消防指令センター(6591KB)

　田辺市、上富田町、白浜町及びすさみ町から発信される119番通報はすべて田辺市消防本部庁舎内にある田辺西牟婁地区消防指令センターにつながります。
　 受信した通報内容からその災害に最も適した出動隊をコンピュータが自動編成し、該当する消防署へ迅速に出動指令を出します。ここでは、田辺市消防本部と白浜町消防本部の職員が勤務しています。

消防署

　田辺市消防本部には、管轄内に７箇所の消防署（分署）があります。消防署は、火災、救急、救助などの災害対応が主な仕事で、男性だけの職場でなく女性も勤務しています。出動待機中は、災害を想定した訓練や管内の地水利調査、住民への応急手当講習会などを行っています。
　消防署での勤務は、８時30分から翌朝８時30分までの24時間の勤務です。もちろん24時間寝ずに勤務するのではなく、仮眠時間や休憩時間はありますが、災害があればいつでも出動できるように消防署で待機しています。24時間勤務の後48時間の非番というサイクルを繰り返す３交替制の勤務体制となっています。

田辺消防署　(7758KB)

扇ヶ浜分署　(1971KB)

龍神分署　(2134KB)　

中辺路分署　(158KB)

大塔分署(1481KB)　

本宮分署　(1684KB)　

上富田分署　(892KB)

　※訓練風景はこちら　(8472KB)

和歌山県防災航空隊・和歌山県消防学校への派遣

　消防署での勤務経験を積み上げた職員の中から和歌山県防災航空隊(防災ヘリコプター)や和歌山県消防学校へ隊員や教官として派遣しています。