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フレイル対策について

 

フレイルとは

 「フレイル(虚弱)」とは、「年をとって、心身の活力が低下した状態」を言い、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間をいいます。

 多くの人が健康な状態からこのフレイルの期間を経て、要介護状態になると考えられています。「年のせい」と思われがちなフレイルですが、少しでも早く気づいて、毎日の生活を変えることが出来れば、元に戻る可能性があると言われています。

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フレイルは、身体的なフレイル(運動機能の低下、低栄養や口腔機能の低下など)だけでなく、精神・心理的フレイル(認知機能の低下や意欲・判断力の低下、抑うつなど)や社会的フレイル(閉じこもり傾向や人とのつながりの減少)があり、相互に影響しあっています。

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フレイル予防には、「しっかりかんで、しっかり食べること」「運動をすること」「人とのつながりを保つこと」をバランスよくすることが大切です。

 

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 いつまでも元気にいるために、今からフレイル予防に取り組みましょう!

外出自粛によるフレイル(虚弱)を予防しましょう

 

運動をしよう

フレイルの最も大きな原因の一つに、筋肉の衰えがあります。

新型コロナウイルス感染症の影響により、外出の機会が減ることで、動く機会が少なくなっていませんか?

動かない時間をなるべく減らし、フレイルを予防しましょう。

 

自宅でできる簡単な体操を紹介します(動画データ)

自宅でできるおすすめの口腔体操と、筋力トレーニングを動画で紹介しています。

次の画像をクリックすると、YouTubeで動画が再生されます。〈外部リンク〉

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食生活・口腔ケアをしっかりと

低栄養を予防し、免疫力を低下させないために、しっかりとバランスよく食べましょう。

体をつくる大切な栄養素であるたんぱく質をとることも大切です。(食事制限を受けている方は、主治医の指示どおりにしてください。)

毎食後、特に寝る前の歯磨きや、義歯の手入れもしっかりしましょう。

しっかりと嚙めるように、お口の筋肉も鍛えましょう。

意識して、お口を動かすようにしましょう。(おしゃべりや早口言葉などもお勧めです。)

 

人との交流を

社会とのつながりが少なくなることが、フレイルの最初の入り口になりやすいと言われています。

心身の健康を保つためにも、人との交流や助け合いが大切です。直接会えない時は電話やメールで話しましょう。

外出しにくい今の状況だからこそ、家族や友達が支え合い、意識して交流しましょう。

生活不活発に気を付けよう

生活不活発に気を付けてPDFファイル(962KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

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熱中症にご注意

熱中症にも注意が必要です。

・こまめな水分補給を忘れずに。
・エアコンと換気を組み合わせて、「風通しの良い涼しい環境」を心がけましょう。
・暑さを避けましょう。(涼しい服装、日傘や帽子、涼しい場所へ移動)
・マスクをつけていると、熱中症のリスクが高まります。屋外で、人と十分な距離がとれる場所であれば、マスクをはずしましょう。

みんなで筋トレ体操のご案内

通いの場の立ち上げ支援を行います。

どんな体操?

ゆっくりとした動きの45分程度の簡単な運動です。椅子に座っての動きが中心なので、体力に自信のない方でも行うことができます。重りなどを使わず、スロートレーニングの体操で、無理なく効果的に筋肉をつけることができます。筋力トレーニングををメインに、柔軟性を持ってもらうためのストレッチ体操や、楽しく体を動かすためにタオル体操を行います。

DVDを見ながら参加者全員が一緒に体操をするので、講師がいなくても実施でき、活動が続けやすくなっています。

体操写真

参加者の声

「参加することが楽しい」

「この集まりで顔見知りが増えた」

「ふらつきがなくなった」

「肩こりが改善し、足が強くなった」

「家で過ごしているより、生活がきびきびしてきた」

実施の条件

次の条件を満たす団体を対象に、体操用DVDの貸出及びスタッフの派遣を行います。

1. 市にお住いの65歳以上の方が5人以上いる団体(代表者を1名設けてください。)

2. 週に1回以上実施し、3カ月以上継続して取り組むことができること

3. 集会所等の実施会場、椅子、テレビ・DVDプレイヤーの必要物品を会場で準備してください

4. 地域の誰でも参加できること

実施の流れ

・週1回以上で約3か月間の支援を行います。(費用は無料です。)

・支援終了後、継続する団体は自主団体として登録・継続していただきます。

支援の内容

・スタッフの派遣(運動支援)

・体力測定(自主団体に移行後も希望団体には継続します。)

・体操用DVD1枚(約45分)の貸出

申し込み ・説明・申し込み用紙提出・日程調整
初回 ・全体説明・体操の指導(スタッフ派遣)
2回目以降 ・体力測定・体操継続(スタッフ見守り)
3か月後

・体操継続(スタッフ見守り)・自主団体の案内

自主団体 ・自主団体登録、活動・自主団体への支援
6か月後 ・体力測定(スタッフ派遣)

実施の手続き

開始を希望する団体は、やすらぎ対策課高齢福祉課係(電話0739-26-4910)へご連絡ください。体操の内容、実施方法等について詳しくご案内します。お気軽にお問い合わせください。

みんなで筋トレ体操案内PDFファイル(396KB)このリンクは別ウィンドウで開きます ◆申請書(案内裏面)PDFファイル(65KB)このリンクは別ウィンドウで開きます ◆よくある質問PDFファイル(298KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

運動時の注意点PDFファイル(276KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

案内

活動中の団体のご紹介

団体名 場所
新庄いきいきクラブ 名喜里会館
江川ますがた長寿会 江川桝潟会館
れいわみのり倶楽部 立戸町内会館
宝寿会 宝来会館
うめみかん 上秋津農村センター
栄寿会 栄町会館

田辺市介護予防自主活動団体(地域版)のご紹介

通いの場に参加してみませんか?

田辺市では、住民主体の介護予防として「通いの場」づくりをすすめています。

近くで活動している団体があれば、参加してみませんか? 詳しくはこちらをご覧ください。 

地域介護予防活動について


フレイル予防講演会(終了しました)

 「フレイル」とは、加齢に伴い、心身の機能が低下した「虚弱」を意味する言葉で、「健康」と「要介護」の中間状態をいいます。フレイルになったとしても、生活習慣を見直すことで改善することもあります。今のうちからフレイルを知り、自身の生活習慣を見直してみませんか?

 紀の川市のフレイルサポーターより、市民活動によるフレイル予防の取り組みについてのお話もあります。

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講師

神谷 哲朗氏
東京大学高齢社会総合研究機構 学術支援専門職員

会場

紀南文化会館 4階 小ホール
(田辺市新屋敷町1)

定員

先着100名(田辺市民の方)

 

このページに関するお問合せ先
田辺市 やすらぎ対策課 高齢福祉係 お問い合わせフォームこのリンクは別ウィンドウで開きます
〒646-0028 和歌山県田辺市高雄一丁目23番1号 TEL 0739-26-4910 FAX0739-25-3994
最終更新日:2022915