熊野古道なかへち美術館開館20周年記念展1 渡瀬凌雲~渡米の前後で~
渡瀬凌雲(1904-1980、本名・幸茂)は1958(昭和33)年、文化交流と南画の紹介のため約1年間アメリカに滞在、各地を巡りアメリカの人と文化に触れ、精力的に活動しましたが、この地での経験、特に、初期に学んだ中国の山水や繰り返し描いた日本の景色とは違ったスケールの大きな自然に触れたことは凌雲の作風を大きく変える分岐点となりました。
本展覧会では、熊野古道なかへち美術館の開館20周年を記念して、渡瀬凌雲の画業を振り返るとともに、表現方法の転換期となった渡米前後の作品に注目して紹介します。
開催期間
平成30年4月21日(土)~7月1日(日)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週月曜日(ただし、4月30日は開館)・5月1日(火)
観覧料
250円(200円)
( )内は20名様以上の団体割引料金
☆学生及び18歳未満の方は無料です。
主催
田辺市立美術館
展示解説会
・5月19日(土)
◇「国際博物館の日」記念として実施
・6月23日(土)
※いずれも午後2時より当館学芸員が行います。
(観覧料のみ必要)