小企画展 近代紀南の画家3 福田静處
田辺市立美術館では、近代に紀南出身者で画家として活動した人物の軌跡を確認し、当時の当地の美術の動向と日本の近代美術史との関係を位置づけて紹介する展覧会シリーズ、『近代紀南の画家』を2018(平成30)年から開催しています。
今回の「近代紀南の画家3」では、漢詩、俳句、和歌に秀で、絵画もよくした新宮市出身の文人・福田静處(1865~1944/本名は伊佐次郎、別号に古道人、把栗など)の書画を展観します。若い頃から研鑽を重ねて身につけた深い教養と、高い精神性を以て描かれた静處の書画は、古典に学びながらも独創性の溢れるものとなっています。漢詩や俳句も併せて紹介し、これまであまり知られることのなかった静處の創作活動を伝える機会にしたいと思います。
開催期間 2022年9月17日(土) ~ 11月6日(日)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(ただし9月19日・10月10日は開館)
9月20日(火)・10月11日(火)・11月4日(金)
観覧料 260円(200円)
( )内は20名様以上の団体割引料金
※学生及び18歳未満の方は無料です。
主 催 田辺市立美術館
展示解説会 10月1日(土)・10月22日(土) 午後2時から
当館学芸員が行います。
予約不要、観覧料が必要です。
※館内の混雑を緩和するため、入場制限を行う場合があります。
感染症の拡大などにより、予定が変更となる場合があります。
最新情報は当ホームページでご確認ください。