凌雲-スケッチから広がる世界
南画家として水墨による風景表現の可能性を模索し続けながら多くの風景を描いてきた凌雲は、その制作の過程で国内・国外を問わずたくさんのスケッチを残してきました。特に1958(昭和33)年から約1年にわたり行われたアメリカ旅行は、その後の凌雲の画風に大きな変化をもたらすほどの影響を与えました。
本展覧会では、当館の渡瀬凌雲コレクションの中からアメリカ滞在中に描かれたスケッチ群を中心に、渡米前・渡米後の作風の変化にも注目しながら紹介します。
開催期間
平成27年7月18日(土)~8月30日(日)
開館時間
午前10時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週月曜日(ただし7月20日は開館)、7月21日(火)
観覧料
250円(200円)
( )内は20名様以上の団体割引料金
※学生及び18歳未満の方は無料です。
主催
田辺市立美術館分館 熊野古道なかへち美術館
展示解説会
8月1日(土)午後2時より当館学芸員による展示解説会を行います。