水産増養殖・水産振興事業補助金等の不適切な会計処理事案に係る調査及び措置に関する報告(中間報告)について
公務員倫理の確立が強く求められている中、本市におきましても、綱紀粛正の徹底、公金取扱の厳格化などに取り組んでいた最中、水産課で実施していた各種事業の一部において、職員による不適切な会計処理が確認できたことにつきましては、痛恨の極みであり、市政を預かる総括責任者として、市民並びに議員の皆さまをはじめ、和歌山県など関係機関の皆さまに心からお詫び申し上げます。
本件につきましては、全容の解明及び原因の究明を行うため、昨年6月1日に専任調査職員を配置し、徹底的な調査を行っておりますが、調査の開始からちょうど1年が経過したこともございますので、本日、全員協議会におきまして、現状をご報告させていただきました。
今後、可能な限り早期に調査結果を公表できますよう引き続き全容解明に努めるとともに、一日も早い市政、とりわけ水産行政に対する市民のみなさまからの信頼回復に取り組んでまいりたいと考えております。
令和元年6月10日
田辺市長 真 砂 充 敏