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人権コラム「やさしさひろがる 人権の”わ”」

 田辺市では、令和3年4月1日「田辺市人権尊重のまちづくり条例」を施行しました。この条例は、市民の皆さんと行政が一体となり、「一人ひとりが大切にされ、幸せを実感できるまち」をめざすことを目的にしています。

 身近な人権について、皆さんにお伝えするため、令和3年6月から広報たなべにて不定期で人権コラムを掲載しております。

 

令和4年6月号 〜無意識の偏見に気付こう〜(第4回)

 皆さんは、アンコンシャス・バイアスという言葉を知っていますか?

 アンコンシャス・バイアスとは、「無意識の偏ったものの見方やとらえ方」をいい、「過去の経験」や「見聞きしたこと」などから知らないうちに身に付いたもので、「無意識の偏見」とも呼ばれています。

 例えば、男女共同参画の観点で考えてみますと「仕事は男性がするもの」「家事は女性がするもの」など性別による固定的なイメージを持つ方もいます。

 無意識の偏見は、誰もが持っていて、その考え方は自由ですが、それが言動となって表れた時に家庭や職場などにおいて、差別を生み、相手の心を傷つけてしまう場合があります。

 同じ言動でも人により感じ方は様々です。今まで自分が当たり前に思っていたことに「思い込み」や「決めつけ」がないか、発言や行動の前に一呼吸おいてもう一度考えてみることが必要かもしれません。

 日頃からこういった気付きのアンテナを立てることで、お互いの人権を大切にし、生き生きと輝く社会を共につくっていきましょう。

 

令和4年9月号 〜ハラスメントのない社会に〜(第5回)

 ハラスメントとは、いじめや嫌がらせのことをいいます。たとえ、本人に悪気がなくても、相手を不快にさせたり、人格を否定したり、怖さを感じさせるような言動は、ハラスメントになります。ハラスメントかどうかは自分の基準で判断するものではなく、相手の受け取り方によって決まります。

 ハラスメントと聞くと、パワーハラスメント、セクシュアルハラスメントなど職場に関係するものと思われる人も多いでしょうが、職場だけでなく学校や地域、家庭など、どこでも起こり得ます。

 ハラスメントを防止するには、日頃からお互いにコミュニケーションをとり、一人ひとりの感じ方や考え方の違いを認め合うことや、相手からされて嫌な気持ちになったときに、自分の意志をきちんと伝えることが大切です。

 また、様々なハラスメントについて正しく知ることや、見て見ぬふりをしないことも、ハラスメントの予防・防止につながります。

 日頃の何気ない言動が相手にとってのハラスメントになっていないか、今一度自分の言動を振り返ってみませんか?

 

令和4年11月号 〜全国水平社宣言100年を迎えて〜(第6回)

 「人の世に熱あれ、人間(じんかん)に光あれ」これは、日本で最初の人権宣言と言われる「全国水平社宣言」の最後の一節です。

 この宣言には、日本の歴史的過程で作られた身分制度によって、不当な差別、いわゆる同和問題(部落差別)を受けて来た人々の痛切な思いがつづられているだけでなく、全ての人があらゆる差別を受けることなく、人間らしく暮らしていける社会の実現を願った思いが込められています。

 同和問題とは、同和地区と呼ばれる地域の出身者であることや、そこに住んでいることを理由に、個人の能力や人柄とは関係なく、不当な差別を受けるといった日本固有の人権問題で、近年ではインターネット上での差別的な情報の拡散なども新たな問題となっていますが、これらは決して許されるものではありません。

 11月は、和歌山県の同和運動推進月間です。私たちも、一人ひとりがこの水平社宣言に込められた思いや願いを感じとり、同和問題をはじめ、様々な人権問題を自分ごととして捉え、正しい理解と認識を深めていくことで、全ての人の人権が尊重される、平和な社会の実現をめざしていきましょう。

 

 

一人ひとりが大切にされ、幸せを実感できるまち 田辺市をめざして

 

▼バックナンバーはこちら▼

第1回『人権とは』PDFファイル(141KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

第2回『災害に備えて』PDFファイル(149KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

第3回『お互いの違いを認めあう』PDFファイル(151KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

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最終更新日:20221028