田辺市人権啓発事業 映画「破戒」を上映しました(終了したイベントです)
映画「破戒」上映会を開催しました
映画上映に際して
豊かな自然に恵まれた田辺市では、いにしえから誰をも分け隔てなく受け入れてきた人権文化の素地があり、不当な差別やあらゆる暴力のない、「一人ひとりが大切にされ、幸せを実感できるまち」の実現を目指し「田辺市人権尊重のまちづくり条例」を施行しました。
昨年は、日本で最初の人権宣言といわれる「水平社宣言」から100年、また本年は、和歌山県水平社の創立100周年という大きな節目です。このことから、同和問題をはじめ、様々な人権問題を考える機会とするため、島崎藤村・不朽の名作「破戒」を映画上映いたしました。
当日は、第1部・第2部ともに大勢の方に来場いただき、ありがとうございました。
アンケートにご協力いただいた方からの感想
映画上映会におきまして、多数の方にアンケートにご協力いただきました。ありがとうございました。一部抜粋して、掲載させていただきます。
・差別は本当にしてはいけないことだと実感した。自分も病気や人種に対する差別は絶対にしたくないと思う。(10代・白浜町)
・何回か泣きました。(20代・田辺市)
・講演会に参加するのは少しハードルが高いけど、映画なら気軽に参加できるのでいいと思った。(30代・白浜町)
・日々の生活の中には、色々な差別がある。根深く、根絶は難しい。この映画を観て改めて差別はダメだということを思った。一度でもこのようなジャンルの映画を観る機会があればいいと思う。ただ、若い方が少なかった気がする。勿体ない。(40代・田辺市)
・考えさせることが多い映画でした。今もいろいろな差別があると思いますが、日々気を付けて過ごしていかなければ。今日の映画は伝えていきたいです。(50代・田辺市)
・人として大切にすべきことを改めて学びました。感動的でした。(60代・田辺市)
・世の中、いいこともあるが大変な今日です。日本人の優しさや思いやりを感じながら、子どもたちに学び教えながら、いい世の中になればと願い思っています。(70代・田辺市)
・差別の原形はこういう形から生まれたことを再認識。今に続く人権のことを深々考えたい。(80歳以上・みなべ町)