皆地いきものふれあいの里
皆地いきものふれあいの里とは
緑豊かな山々に囲まれた小さな集落「皆地(みなち)」に立地している湿田「ふけ田」とその体験活動施設である「皆地いきものふれあいセンター」からなる自然体験エリアです。
周辺の山や森から湧き出るきれいな水で満たされた「ふけ田」は、昔から多くの貴重な生物が生息していましたが、残念ながら近年は湿地の陸地化やアメリカザリガニの増殖により、多くの生物が見られなくなってしまいました。
しかし、それでもシーズンになると多くの種類のトンボが飛翔し、水路にはギンブナやメダカ、カワニナなどの水生生物が観察できます。
市は、地域の皆さんと協力し、これからも「ふけ田」を良好に保全していきたいと考えています。
ふけ田の利用について
「ふけ田」では動植物の観察を自由に行えます。ただし、観察にあたっては次のことを守ってください。
- 老朽化した桟橋などには近づかないでください。また、マムシ等の毒ヘビには気を付けてください。
- ごみは必ず持ち帰ってください。
- アメリカザリガニは自由に採集していただいて構いません。ただし、採集して持ち帰ったら、最後まで責任をもって飼育してください。飼育途中で田や池・川・水路などには絶対捨てないでください。アメリカザリガニは非常に繁殖力が高く、捨てられた先の生態系を壊してしまいます。
- アメリカザリガニ以外の生物は持ち帰らないでください。なお、学術的利用等の用途で生物の採集が必要な場合は、事前に下記へ連絡し、許可を受けてください。