緊急事態宣言解除を受けての市長コメント
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、緊急事態宣言が4月16日に全都道府県を対象に発出され、5月31日までの期間とされていましたが、感染拡大に一定の歯止めがかかっているとして、5月14日に和歌山県を含む39県で解除されました。
全国の新規感染者数は4月11日をピークに減少傾向にあり、田辺保健所管内におきましては4月7日以降新たな感染者は確認されず、入院されていました感染者はすべて退院されました。
この間、市民の皆様には、不要不急の外出の自粛、公共施設の休館、学校や幼稚園等の休業、そして事業所の皆様には、営業時間の短縮や休業協力など、感染予防の徹底にご協力をいただいておりますことに心からお礼を申し上げます。
緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルス感染症が終息したわけではありません。今もなお、感染防止のため最前線で頑張っていただいている医療や介護をはじめ、社会生活の維持活動に従事される皆様は、感染リスクと背中合わせという大きなプレッシャーの中で、大切な命や日々の生活を守るために懸命に努力してくださっています。
ここで気を緩めず、私たちひとり一人が、今できることを実践することにより、医療崩壊の防止や社会活動の維持につながり、そのことが、私たちの生活を支えてくださっている方々の負担の軽減となりますので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
令和2年5月18日
田辺市長 真砂 充敏